ヤエヤマホングウシダ(八重山本宮羊歯)

Lindsaea lucida


ヤエヤマホングウシダ

  • 科名・属名 :
     ホングウシダ科 ホングウシダ属

  • 特徴 :
     草丈15〜50cmの常緑性シダ。
     根茎は短く匍匐し、鱗片は暗褐色、葉を接してつける。
     葉は単羽状で25〜60対の羽片があり、長さ10〜40cm、幅1〜3cm。羽片は長楕円形〜長楕円状四角形、長さ5〜15mm、幅3〜6mm、形の変異は大きく、後ろ半分が欠け、中肋がない。
     胞子嚢床は2〜7本の脈端を連ねて伸び、胞子嚢群は葉縁につき、葉縁の切れ込みで途切れる。

  • 分布・生育地 :
     沖縄(八重山諸島) (国外:中国(南部)〜マレーシア、ヒマラヤ(中部)、ミクロネシア、フィリピン)
     山地の岩上、林床、樹幹

  • 撮影月日・場所 :
     2008年8月23日  沖縄県西表島
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     下・胞子嚢群    同  上

  • 撮影記 :
     沖縄八重山諸島の林下を歩くと、多くの変わった形のシダが見られる。
     根元から茎を束生した、本土で言えばシモツケヌリトラノオのようなこのシダもその一つである。
     樹幹に着生するトラノオホングウシダに似ているが、どちらかいえば地上性で、小さくて細い羽片を見ると、違いがはっきりわかる。
     形の変わったシダは覚えやすく、早くに名前を覚えたシダの一つである。

  • その他のシダ
胞子嚢群