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- 科名・属名 : ガガイモ科 カモメヅル属
注.APG分類では、キョウチクトウ科(APOCYNACEAE)、カモメヅル属(Vincetoxicum)、学名(V. nipponicum f. abukumense)
- 特徴 :
つる性の多年草。
タチカモメヅルによく似ているが、全体に大型である。
普通、花は帯黄白色をしていてオオアオカモメヅルというが、花が紫色を帯びるものをナガバクロカモメヅルという品種となっている。
- 分布・生育地 :
本州(中北部) (国外:日本固有) 湿地
- 花期 : 7〜9月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1996年8月25日 茨城県西茨城郡 中上・全体2 1997年9月7日 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花 1996年8月25日 同 上 左下・果実(袋果) 2004年10月17日 同 上 右下・葉 同 上
- 撮影記 :
茨城県の湿地へミコシギクを撮影に行った際、果実になっているガガイモ科の花を見つけた。
湿地に生えるといえばコバノカモメヅルであるが、花や葉の様子が違う。
翌年夏、花を撮影に出かけた。タチカモメヅルそっくりの花が咲いており、調べたところ本種だろうと判断した。
平成16年、久しぶりに出かけたら、まだ株は健在だった。
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