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- 科名・属名 : ハマウツボ科 ハマウツボ属
- 特徴 :
草丈10〜25cmの1年草。寄生。
ハマウツボの品種で、全体に毛が少ない。
また、ハマウツボが海岸のカワラヨモギに寄生するのに対し、本種は丘陵地のオトコヨモギに寄生する。
- 分布・生育地 :
日本全土 (国外:朝鮮、中国、台湾、シベリア、ヨーロッパ東部) 丘陵地の日当たりのいい草地
- 花期 : 5〜7月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2017年6月17日 大分県由布市 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花序 2020年6月21日 同 上 左下・花 2017年6月17日 同 上 右下・花序軸 同 上
- 撮影記 :
大分県湯布院の高原、野焼きのため大きな樹木はなく、草原がどこまでも続いている。
野焼きの効用で草原性の植物が多く、ヒゴタイなど大陸との共通種が見られるのは嬉しい。
そんな草原の一角、草に埋もれるように何とかこの花が咲いていた。
ピークは1週間ほど前だったようで、中部以下の花は萎れ、上部の花だけが何とか残っていた。
全体にハマウツボそっくりだが、生える場所が海岸ではなく丘陵地であること、全体に毛が少ないこととされているが、毛は少ないようには感じられなかった。
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