イガアザミ(毬薊)Cirsium nipponicum var. comosum |
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草丈50〜120cmの多年草。 トネアザミ(タイアザミ)の変種で、草丈はやや低く、葉は光沢があり、刺は著しく長い。 頭花は、花柄が短くて大きく、多数固まってつく。総苞は鐘形、総苞片は反り返るか開出する。 トネアザミの海岸型とされているが、同種とする見解もある。 本州(関東地方) 海岸 2007年10月21日 神奈川県三浦半島 下・花 同 上 トネアザミ(タイアザミ)の変種で、関東地方の海岸に生えるアザミである。 内陸に分布する植物が、海岸近くで草丈を小さくしたり、葉を厚く光沢のあるものに変化させ、別種とされるものが、ハマアキノキリンソウやハマコンギクなど多数ある。 ここでもその整理に従い変種としたが、トネアザミの変化の範囲として同一種とする見解もある。 秋の海岸は夏ほど多くはないものの、こういう海岸型の植物が見られ、隠れた花見スポットである。 同じ科の仲間の花 |