シブカワシロギク(渋川白菊)Aster rugulosus var. shibukawaensis |
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草丈50〜60cmの多年草。 サワシロギクの亜種で、蛇紋岩地に生える。 サワシロギクとの違いは、地下茎を引かないこと、葉が細く鋭尖頭になること、生育地が湿地ではなく礫地であることなどである。 本州(静岡、愛知県) 蛇紋岩地の礫地 2000年10月4日 静岡県引佐郡 中、下・花 同 上 早池峰山やアポイ岳のように、蛇紋岩地はその特殊な地質に合わせて変化した変種があることが知られている。 静岡県西部の山地にもそのような蛇紋岩地があり、ここの地名がついたシブカワニンジンやシブカワツツジという変種がある。この花もその一つで、湿地に生えるサワシロギクの変種として、この地や愛知県に知られている。 ある秋の一日、これらの仲間との出会いを求めて現地に赴いた。簡単に見つかるとの情報通り道端ですぐにこの花に出会えた。 母種サワシロギクとの違いは生育地が湿地ではないこと、地下茎を伸ばさないことなどであるが、見た目はほとんど違わない。 この日は、他にもシブカワニンジンやシマジタムラソウの地域固有種に出会え、楽しい花見となった。 同じ科の仲間の花 |
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