チョウセンスイラン(朝鮮水蘭)Hololeion maximowivzii |
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草丈50〜100cmの多年草。 葉は線状披針形で、長さ15〜40cm、幅0.5〜3cm。 頭花は散房状にまばらにつき、黄色で径3〜3.5cm。総苞外片は卵形で、先は鈍頭。 スイランに非常によく似ているが、花茎が0.8〜3.5cm短いことや、総苞外片の形(スイランは披針形で先は鋭頭)が異なっている。 別名 マンシュウスイラン 九州 高原の湿地 1997年10月5日 鹿児島県姶良郡 下・花 同 上 霧島の帰りにヒメノボタンを探しに立ち寄った鹿児島県の高原。 春はスミレ類の宝庫の草原も、秋深いこの時期は野菊の仲間が散見されるくらい。目的の花にめぐり合えそうな雰囲気は全くなかった。 草原を巡って歩くうちに小さな湿地に行き当たった。夏ならサギソウが見られる湿地に、ヒョロと伸びたスイランが目に入った。 総苞片をよく見ると先が円い、スイランではない。九州に残る大陸系要素のこの花だ。つまらなかった草原歩きが一転して楽しい散策に変わった。 同じ科の仲間の花 |