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- 科名・属名 : ツツジ科 ドウダンツツジ属
- 特徴 :
高さ1〜3mの落葉低木。
シロドウダンの品種で、花が朱紅色であることが異なる。
近畿地方以東に分布し、花柱の先が花冠から突き出るタイプ(上から4番目と左下の花)を、チチブドウダンとして区別する考え方もあるが、ここでは同一種という考え方に従った。
別名 チチブドウダン
- 分布・生育地 :
本州(関東地方以西〜中国地方瀬戸内側)、四国、九州 (国外:日本固有) 山地の岩の多い林内
- 花期 : 5〜6月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2013年5月31日 大分県久住山系 中1・全体2、中2・全体3 同 上 中3・全体3(チチブドウダンタイプ) 2016年5月8日 静岡県富士宮市 (上、中1〜3は拡大写真あり、写真をクリック) 中4・花1、中5・花2(淡色) 2013年5月31日 大分県久住山系 左下・花3 (チチブドウダンタイプ) 2016年5月8日 静岡県富士宮市 右上・葉1 同 上 右下・葉2(横) 2013年5月31日 大分県久住山系
- 撮影記 :
ミヤマキリシマとの出会いを求めて登った久住山系の山、この花の盛りの時期なのでさすがに登山者が多い。
登山道を登っていくと本命に出会う前に、この花や母種のシロドウダン、ツクシドウダンの満開の花が出迎えてくれてなかなか足が進まない。
花の色は朱紅色が基本であるが、写真で載せているように色違いが多く、淡色系の花も多い。図鑑によると四国・九州の花は淡色のものが多いようだ。
上から4番目と左下の花はチチブドウダンと言われる花で、違いは花柱の先が花冠から飛び出すことで花色も濃いことが多いが、最近の図鑑では同一種とされている。
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