オオツガザクラ(大栂桜)Phyllodoce alpina |
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高さ5〜20cmの常緑の小低木。 ツガザクラとアオノツガザクラの雑種と考えられている。 葉は線形で長さ5〜8mm、幅約1.5mm。 花は枝先に下向きに数個つき、花冠は白色、淡紅色、淡緑色と色々あり、壺形から鐘形で先はやや開く。萼片は狭卵形で無毛、色は紅緑と様々。 別名 コツガザクラ 本州(中部) 高山の雪渓脇の湿った草地 1985年8月2日 長野県白馬岳 アップ 同 上 ツガザクラとアオノツガザクラとの雑種といわれ、両者の混生する中部地方でよく見られる。 この花の別名がコツガザクラとは、何を基準に付けられたのか知らないが面白い。 そういえばキンポウゲ科のオオカラマツの別名もコカラマツという似たような例がある。 同じ科の仲間の花 |