ホソバアカザ(細葉藜)Chenopodium album L. var. stenophyllum |
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草丈60〜120cmの1年草。 花序が枝は細かく分枝し、各節に苞状の葉がある。 葉は線状披針形〜長卵形で、長さ3〜6cm、幅1.5〜4cm。縁には不規則な浅い歯牙があり、裏面は多少粉白色となる。 花序は頂生なたは腋生で円錐状になる。萼は5深裂し、裂片の背部は緑色になる。 北海道〜九州 荒地、海辺 2010年10月11日 愛知県渥美半島 中・花序、下・葉 同 上 イソホウキギを探しに来た海岸で、最初に間違えたのはこの花だった。枝ぶりといい葉の感じといい遠目には区別がつかない。 アカザ科の花は似たようなものが多いので、違いを記したメモと突き合わせてチェックする。花序の様子も葉から、未撮影この花ということがわかった。 近くにはホソバノハマアカザなどハマアカザ属の花や、イソホウキギなどホウキギ属の花もあり、どれもよく似ていたが、花序を見ると大きく異なっていた。 このように多くの仲間がすぐ近くで観察できると違いがはっきり認識され、同定がしやすくなったような気がしてきた。 この花は、「日本の野生植物」(平凡社)では独立種とされているが、最近はシロザの変種とされている。 同じ科の仲間の花 |
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