ユウパリキンバイ(夕張金梅)Potentilla matsumurae var. yuparensis |
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草丈10〜15cmの多年草。 ミヤマキンバイの変種で、葉は光沢がなく少し毛があり、鋸歯は深く裂ける。 同じような変種にアポイキンバイがある。 北海道(夕張山地、中央高地) 蛇紋岩地 1982年7月4日 北海道夕張岳 アップ 同 上 この花の咲く夕張岳は、財政破綻で有名なった夕張市の奥に位置する山で、蛇紋岩変形の固有種の多いことで知られている。 北海道に花見行に出かけた頃、この山には東京から夜行日帰りで何度か出かけた。土曜日の夜千歳空港に着き、車で麓までいって仮眠し、翌日花見して夕方の飛行機で帰るという、若さにまかせた強行軍だった。 しかし、ユウバリソウやシソバキスミレなど初めてお目にかかれる花の多くに出会え、疲れを忘れさせてくれた。 この花はミヤマキンバイの変種で、小葉の鋸歯の切れ込みはアポイキンバイ同様深いものの、葉が無毛で光沢がないのが特徴とされている。 上の写真の左下に見える葉は、ユキバヒゴタイの葉である。 同じ科の仲間の花 |