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- 科名・属名 : ケシ科 キケマン属
- 特徴 :
草丈10〜20cmの多年草。
ヤマエンゴサクによく似ているものの、全体に細長く、小葉の形は変化が多いが小さい物が多い。苞は切れ込むか全縁。
花は淡青紫色〜青紫色、長さ10〜13mmと小さい。
果実(刮ハ)は広披針形〜狭卵形、長さ10〜15mm。
- 分布・生育地 :
本州(日本海側、長野、岐阜県、島根(隠岐島)) (国外:日本固有) 山地の林下
- 花期 : 4〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1997年4月29日 新潟県北魚沼郡 中上・全体2 2017年4月25日 新潟県岩船郡 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花序 2009年3月21日 新潟県新潟市 左下・花 2017年4月25日 新潟県岩船郡 右下・葉 同 上
- 撮影記 :
新潟県の山奥にアズマシロカネソウの撮影に出かけた。
まだ芽吹いていない沢筋で目的の花を見つけ、ひょっとしたらと思っていたコシノチャルメルソウなどにも出会い、喜んで帰る途中の林下でほっそりしたこの花を見つけた。
想定外の花を見つけた日は喜びも倍加する。そのうえ、山菜獲りの地元のおばあさんから山独活を頂き、さらにバス停までの長い歩きの途中、「駅までなら」と通りがかりの農家の方に送ってもらった。
花を見られた喜びに加え心まで温かくなった。
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