- 科名・属名
: キンポウゲ科 イチリンソウ属
- 特徴
: 草丈10〜20cmの多年草。葉は茎につくものは3枚が輪生し、3出複葉で鋸歯はあるが切れ込まない。
花は白色で裏面は少し紫色。花茎の先に1個つける。
- 分布・生育地
: 北海道〜九州 落葉樹林の林縁、林下
- 花期
: 3〜5月
- 撮影場所・月日
: 1986年4月6日 新潟県佐渡島 中・花 2014年3月29日 東京都八王子市 右・葉 同 左
- 撮影記
:
関東ではカタクリやシュンランの頃、林縁で咲いているのを見かける。葉がやや垂れ気味になるのがキクザキイチゲとの違い。
本種もカタクリもそうであるが、晴天で暖かくないと花弁を閉じたままである。春先の野の花の花見行は、好天で家にいるのが勿体ないような日に出かけるに限る。
ただ、そんな日は日差しが強く、植物や樹木の陰とのコントラストが強すぎて春の花らしい写真にならないというジレンマがある。
同じ科の仲間の花
|