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- 科名・属名 : キンポウゲ科 トリカブト属
- 特徴 :
草丈30〜180cmの多年草。
茎は直立し、ほとんど枝分れしない。
茎葉の葉身は腎円形〜互角形状円形、長さ4.5〜13cm、幅5.5〜17.5cm。3中裂〜深裂し、縁には浅い鋸歯がある。
花は茎頂に4〜14cmの散房状〜総状花序になり、2〜7個の花をつける。花弁状の萼片は5個、青紫色で、上萼片は円頭の円錐形〜時に僧帽状、嘴は短い。花弁の距は太くて短く、180度以上に反曲する。雄しべは多数、普通無毛であるが時に有。雌しべは3〜5個、無毛か時に屈毛が生える。
果実(袋果)は15〜23mm、斜開する。
- 分布・生育地 :
本州(福井〜兵庫県、山口県の日本海側) (国外:日本固有) 草原
- 花期 : 8〜9月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1999年8月29日 滋賀県伊吹山 中・全体2、左下・花 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 右下・葉 2025年8月28日 同 上
- 撮影記 :
滋賀県と岐阜県の境にそびえる伊吹山は、石灰岩の山であるうえ冬の季節風をまともに受けて気象条件が厳しいことから、ルリトラノオ、イブキコゴメグサ、コバノミミナグサなど多くの特産種があることで知られている。
そのうえ頂上付近までスカイラインがあり、簡単にお花畑に行けることから登山客よりも観光客がはるかに多い。
8月も半ばを過ぎると、サラシナショウマの大群落が斜面を白い絨毯に変える。この花もお花畑の中、その鮮やかな青紫色で自己主張していた。
この時期に咲く花の細部を撮影しようと2025年、20数年ぶりにこの山を訪れてビックリした。
以前お花畑だった場所に笹が残るだけで花は全く見られない。金網の柵で囲った山頂部のわずかな面積にいくらか花が咲いていたが、昔の面影は全く無かった。出会った地元の方の話によると鹿の食害でこのよう姿になったとのことで、目的のこの花も以前の場所には全く見られなかった。

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