ミヤマセントウソウ(深山仙洞草)Chamaele decumbens var. japonica |
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草丈10〜25cmの多年草。 セントウソウの変種で、1〜3回羽状複葉になった小葉の裂片が、細くなったものをいう。 本州(愛知県以西)〜九州 山地の林下 1996年4月21日 岐阜県山県郡 岐阜県にイワザクラを撮影に出かけた。バスはなくタクシーで十キロ以上も谷間の奥へ入った。 予定通り谷間の崖で花を見つけ、戻る道はルンルン気分。道端にはチャルメルソウやネコノメソウの仲間など、初めて見る花が多く、すっかり時間を費やしてしまった。 セントウソウによく似た花を見つけたのもそんな時だった。セントウソウに比べ葉が細いとは思ったが、わずかなカットしか撮影しなかった。 帰って調べると、セントウソウの葉が細くなった本種で、葉や花などを撮影しなかったことが悔やまれた。 同じ科の仲間の花 |