ミヤマトウキ(深山当帰)Angelica acutiloba subsp. iwatensis |
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草丈20〜50cmの多年草。 全体に独特のにおいがある。 葉は2−3回3出複葉で、小葉は卵形〜披針形でさらに裂け、縁に長く鋭い鋸歯がある。 花は枝先に約10cmの大きな複散形花序となり、白色で小さな花を多数つける。 果実は長楕円形で、油管は書く背溝下に3〜6個、合生面に8〜10個ある。 別名 イワテトウキ 北海道〜本州(滋賀県以北) 山地の湿った岩上 2011年8月20日 山形県鳥海山 中 2001年7月8日 滋賀県伊吹山 下・果実 2004年8月11日 長野県八方尾根 夏の終わりの伊吹山はシモツケソウのピンクやサラシナショウマの白の絨毯の見事なお花畑が広がる。 足元の草むらに目をやると、隠れるようにこの花が咲いている。花のよく似たヤマゼリも咲いているが、葉の形が違う。 この山は、場所的には日本海側といえないにもかかわらず、冬の季節風がモロに吹きつけ積雪が多い。このため、日本海側要素といわれる植物が南下し、ここが南限となっている花がいくつかある。この花もその一つだ。 その後、鳥海山では登山道際で多くの株が見られた。 同じ科の仲間の花 |
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