ムカゴニンジン(零余子人参)

Sium ninsi


ムカゴニンジン

  • 科名・属名
  • : セリ科 ヌマゼリ属

  • 特徴

  •  草丈30〜100cmの多年草。
     根は白くて太く、多くの枝を分ける。
     葉は下部のものは単羽状複葉、上部のものは3出複葉で、小葉は楕円形〜線形まで変化が多く、縁には鋸歯がある。葉腋にムカゴができる。
     花は枝先に複散形花序をつくり、小さな白色の花を多数つける。
     果実は球形、分果の横断面は5角形、油管は約11個。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州  湿地、水中

  • 花期
  • :  8〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年9月13日  岐阜県中津川市
     中上・花1 2005年8月23日  千葉県山武郡
     中下・花2 2014年9月13日  大分県由布市
     下左・むかご、下右・葉    同  上

  • 撮影記

  •  低地の湿地に生える植物は、開発や埋め立てなどで生育地が減少し、珍しくなったものが少なくない。
     この花もそんな花の一つで、左下の写真のように葉腋にムカゴ(球珠)をつけることが特徴である。
     花仲間とミズキンバイを撮影した帰りに立ち寄った千葉県の湿地では、草むらに隠れるようにこの花が咲いていた。
     サギソウの時期も過ぎた湿地は人影もないかわりに花も少なく、目に付く花はゴマクサくらいだった。

    葉

    同じ科の仲間の花
花1

花2

ムカゴ