チシマウスバスミレ(千島薄葉菫)

Viola hultenii


チシマウスバスミレ1

  • 科名・属名
  • : スミレ科 スミレ属

  • 特徴

  •  草丈5〜10cmの多年草。
     ウスバスミレによく似ているが、生育環境や地下茎を出して増えること、葉に毛があることなどの違いがある。  葉は少なく1〜2枚、円心形で長さ、幅とも2〜3cm。淡緑色でやや光沢があり、表面に白色の短毛がある。鋸歯はあらい波状で、重なり合うことはない。
     花は普通1株に1花つけ、直径1cm程度。白色で唇弁に紫条がある。花柱の先が横に膨らむ。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(長野県以北) 高層湿原

  • 花期
  • : 5〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  2002年6月2日 福島県
     下  同 上

  • 撮影記

  •  高層湿原のミズゴケ上に生育する(下の写真の手前にミズゴケが写っている)が、産地は北海道〜長野県の数ヶ所しか知られていない珍しいスミレである。
     いずれの産地でも少なく、撮影に出かけた福島県の高層湿原でもタテヤマリンドウミズバショウは多く咲き、観光客の目を楽しませていたが、この花は少なく、気に留める人はいなかった。

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チシマウスバスミレ2