アキノウナギツカミ(秋の鰻攫)

Persicaria sieboldi


アキノウナギツカミ1

  • 科名・属名
  • : タデ科 イヌタデ属

  • 特徴

  •  草丈60〜100cmの1年草。
     茎は下部は地を這い、上部は斜上または直立し、稜角には下向きの刺がある。
     葉は互生し、卵状披針形〜長披針形で、長さ5〜10cm、幅2〜3cm。先は尖り、基部は矢じり型になり、茎を抱くように張り出す。托葉鞘は筒形で、先は斜めに切れた形。
     花は茎頂に数個まとまってつき、花被は下部が白色、上部は淡紅色で、5深裂する。
     そう果は3稜形で、暗褐色、光沢がない。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州  水辺、湿地

  • 花期
  • : 6〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  1994年10月15日 茨城県西茨城郡
     中 1995年10月21日 東京都高尾山
     下、左右 2008年10月11日  同 上

  • 撮影記

  •  夏から秋にかけて、山地や平地の川のほとりや湿地などで、ミゾソバやイヌタデとともにごく普通に目にする花である。
     ウナギツカミの名のごとく、茎に下向きの刺が生え(右下の写真)、ぬめりがあって滑るウナギでも捕まえられそうなことから和名が付けられている。ただ、下向きの刺はこの仲間には多く、刺だけみればママコノシリヌグイのほうが固くて鋭く、同定の決め手にはならない。
     この花は、茎の基部が横に張り出すのではなく後ろに張り出し、茎を抱くようになる。(左下の写真)

    茎

    同じ科の仲間の花
アキノウナギツカミ2

葉