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- 科名・属名 : タデ科 イタドリ属
注.APG分類ではソバカズラ属(Fallopia)、学名(F. japonica var. japonika)でイタドリと区別できないとされている
- 特徴 :
草丈30〜50cmの多年草。
イタドリの高山型で、全体に小さく、茎の節間はやや接近し、葉は円形〜広卵形。
別名 フジイタドリ
- 分布・生育地 :
北海道〜本州(中部地方以北) (国外:注) 高山の砂礫地、荒地
- 花期 : 6〜9月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2004年8月22日 山梨県富士山 中・全体2 2023年7月26日 静岡県富士山 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・花、右下・葉 同 上
- 撮影記 :
別名フジイタドリと呼ばれるように富士山には点々と見られ、赤いメイゲツソウやオンタデなどとともに火山荒原を特徴づける花として富士山の植生の写真にはよく出てくる。
注.イタドリの高山型で、草丈が低く、幅円いのが特徴とされ、変種や品種扱いとされていたが、最近のAPG分類に基づく改訂新版「日本の野生植物W」(平凡社刊)では、変異は連続的で区別できないとされ、イタドリに含まれている。
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