メイゲツソウ(明月草)

Reynoutria japonica f. colorans


メイゲツソウ1

  • 科名・属名 : タデ科 イタドリ属
     注.APG分類ではソバカズラ属、学名(Fallopoa japonica var. japonika f. colorans)

  • 特徴 :
     草丈30〜100cmの多年草。
     イタドリの品種で、高山性で丈が低く。花や果実が紅色のものをいう。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜本州(中部地方以北) (国外:朝鮮、中国)
     高山地の砂礫地、崩壊地

  • 花期 :  6〜9月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2020年8月19日  山梨県富士山
     中上・全体2 2004年8月22日    同  上
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花 2023年7月26日  静岡県富士山
     左下・果実(痩果) 2011年8月9日    同  上
     右上・葉(表) 2018年8月4日  福島県吾妻山
     右下・葉(裏) 2023年7月26日  静岡県富士山

  • 撮影記 :
     富士山の中腹にお中道という山腹をまく遊歩道がある。昔は1周できたらしいが、今は大沢崩れで道が崩壊している。余談になるが、この遊歩道は途中までは立派であるが、大沢崩れまで行くとなると結構気を使う場所もある。
     この花は、安全な遊歩道沿いの他の花がほとんどない、火山礫の荒原に多く、オンタデなどとともにパイオニア植物の面目躍如だ。
     火山礫荒原には、他にもムラサキモメンヅルフジハタザオなど、よく見ると何種類かの花が見られる。

  • 葉(表)

    葉(裏)

    同じ科の仲間の花
メイゲツソウ2

花

果実(痩果)