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- 科名・属名 :
ウマノスズクサ科 カンアオイ属 注.APG分類では、学名(Asarum 未定)
- 特徴 :
葉の長さ5〜8cmの多年草。
ヒメカンアオイ系で、花は暗紫色とサンインカンアオイに良く似ているが、詳しいことは不明。
- 分布・生育地 :
本州(石川県〜京都府) (国外:日本固有) 山地林下
- 花期 : 10〜12月(花は春まで残る)
- 撮影月日・場所 :
1996年10月20日 福井県遠敷郡 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 下・花 同 上
- 撮影記 :
和名のとおり越前(福井県)を中心に分布しているヒメカンアオイ系の種類である。
10月末、この花があるという福井県のある谷に出かけた。入口付近からユキミバナやキクバヤマボクチなど初めての花が見られ、大喜びしながら林道を奥に分け入った。
かなり登った林道脇の林下にカンアオイの葉を見つけそっと覗いてみると、開花したばかりのこの花が咲いていた。つぼみの株が多かったので、これから春先まで花を見せてくれるのだろう。
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