シモダカンアオイ(下田寒葵)

Heterotropa muramatsui var. simodana


シモダカンアオイ


  • 科名・属名 : ウマノスズクサ科 カンアオイ属
     注.APG分類では、アマギカンアオイと同一種としていて、学名(Asarum muramatsui=アマギカンアオイ)

  • 特徴 :
     草丈10〜15cmの多年草。
     葉は卵形〜卵状三角形、長さ5〜9cm、幅4〜8cm。葉はアマギカンアオイより広く、タマノカンアオイより狭い。
     葉柄は緑色または一部紫色を帯び、葉の表面の光沢や脈の陥入は両者の中間的である。
     花はタマノカンアオイに似ている。

  • 分布・生育地 :
     本州(静岡県)(国外:日本固有)
     海岸近くの林下

  • 花期 : 2〜3月

  • 撮影月日・場所 :
    上・全体1 1996年3月31日  静岡県下田市
    (上は拡大写真あり、写真をクリック)
    下・花    同  上

  • 撮影記 :
     昭和天皇が伊豆須崎御用邸内で発見したもので、母種のアマギカンアオイとの違いは葉のくぼみ方や光沢等いくつかあるが、なかなか区別しがたい。
     この写真も、発見された場所の近くで見つけ、葉や花の特徴から本種としたものの、アマギカンアオイである可能性もある。
     撮影した日は春の陽光が眩しいくらいの暖かな日で、この花を探している途中、発刊されたばかりの「静岡県植物誌」に記載のないカゲロウランを見つけ大喜びした。
     APG分類では、この種はアマギカンアオイに含まれるとされている。

  • 葉 同じ科の仲間の花
花1 花2