|
- 科名・属名 :
ヒナノシャクジョウ科 ヒナノシャクジョウ属
- 特徴 :
草丈5〜14cmの菌従属栄養多年草。
茎は糸状で全体が白色、数個の鱗片葉がつき、基部につくものは卵状三角形で長さ約2mm。茎の先につくものは長楕円形で長さ約3mm。
花は細い茎の先にまばらな集散状に3〜8個つき、シロシャクジョウより小さく、卵形で長さ4〜5mm、短い柄がある。
花筒は長さ3〜4mm、3稜があって稜上の翼は狭い。外花被片の裂片は三角形、先端の縁は淡黄色を帯びる。
- 分布・生育地 :
本州(伊豆七島)、四国〜沖縄 (国外:台湾、中国、フィリピン、インドネシア、インド、ネパール 常緑樹林下
- 花期 :
- 撮影月日・場所 :
上・全体 1993年9月18日 東京都伊豆七島1 中・群落 2016年9月10日 東京都伊豆七島2 下左・全体2 同 上 (上、中、下左は拡大写真あり、写真をクリック) 下右・花 1993年9月18日 東京都伊豆七島1
- 撮影記 :
秋口、伊豆七島の複数の島で撮影した。以前の図鑑では伊豆七島の分布が記載されていなかったが、最近出版された本では伊豆七島の分布が記載されている。
シロシャクジョウに似ているが、茎が細く繊細で花も小さく、先端の淡黄色部も違う。
この時期、島ではハチジョウシュスランやヤクシマアカシュスランも同時に見られ。撮影していると時間を忘れるほどだ。
同じ科の仲間の花
|