ヒルムシロ(蛭筵)Potamogeton distinctus |
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水の中に生える多年草。 地下茎は泥中をはって節から根を出し、1節おきに水中茎を出す。 茎には下部に沈水葉、上部に浮水葉をつける。沈水葉は披針形で長さ16cm、幅2.5cm。浮水葉は長楕円形で長さ5〜10cm、幅2〜4cm。葉は緑色で艶があり、基部に波形のシワはない。 花は浮水葉の葉腋から花茎を伸ばして2.5〜5cmの穂状花序となり、無柄の両性花を密につけ、花被片はない。心皮は1〜3個の花が多い。花が終わると花序は水中に沈む。 北海道〜沖縄 2004年8月29日 新潟県豊栄市 下・浮水葉 同 上 オニバスの花が見たくて新潟県のある湖まで出かけた。 水生植物についてはあまり興味も持てなかったこともあっておざなりの撮影しかしていなかった。 この湖(池?)はさすがに自然が多く残されていて、ガガブタ、アサザなど、多くの水生植物に出会えた。 同じ科の仲間の花 |