オオキヌラン(大絹蘭)

Heterozeuxine nervosa


オオキヌラン1

  • 科名・属名 : ラン科 ジャコウキヌラン属
     注.APG分類ではキヌラン属、学名(Zeuxine nervosa)

  • 特徴 :
     草丈約30cmの常緑多年草。
     茎は匍匐し、先は立ち上がる。
     葉は4〜5個が互生、葉身は卵状披針形、長さ約7cm。先は尖り、しばしば中肋に白条が入る。
     花は花茎の先に総状花序となり、やや疎らに6〜10花をつける。花は半開し、淡黄緑色でやや赤褐色を帯び、唇弁は白色。
     萼片と花弁は長さ約5mm、背萼片は卵形、側萼片は長楕円形、花弁は斜卵形、唇弁はY字形で長さ約7mm、裂片の先端は円形。基部は嚢状になり、背面基部に3〜4対の突起がある。
     別名 センカクキヌラン

  • 分布・生育地 :
     沖縄(石垣島、魚釣島) (国外:台湾、フィリピン、東南アジア、ヒマラヤ)
     自然林の湿った林下

  • 花期 :   4〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2017年4月8日  沖縄県
     中上・全体2、以下全て    同  上
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     ジャングルの岩のゴロゴロした湿った谷間、その一角に十数株この花が生えていた。
     時期的に少し早いと思っていたが、予想通りというか幸いなことにというか、2本の株の先端に1〜2花が咲き始めていた。
     ジャコウキヌランによく似た花で、花茎の高さが低く、葉も小さいことが特徴である。
     同じキヌラン属のヤンバルキヌランアオジクキヌランとは、植物体が大きく、唇弁の幅が狭くなった部分がつぼ状に巻き込むこと、唇弁基部の内面の対になった突起が複数個あることなどが異なる。
     残念ながら花の適期ではないため貧弱な写真となったが、満開の状態の花の早く出合いたいものだ。

  • 葉

    花茎

    同じ科の仲間の花
オオキヌラン2

花1

花2