トクノシマエビネ(徳之島海老根)

Calanthe tokunosimensis


トクノシマエビネ1

  • 科名・属名
  • : ラン科 エビネ属

  • 特徴

  •  草丈30〜50cmの多年草。
     葉は倒卵状楕円形で長さ(柄も含み)30〜40cm、幅8〜10cmで葉柄が長い。裏面には短毛がある。
     花は花茎の先に多数つき、花弁の色は萼片が紫褐色で側花弁と唇弁が白色のものが基本であるが、変化が多い。
     エビネに比べ唇弁が相対的に小さく、縦の隆起線が目立たない。

  • 分布・生育地

  •  鹿児島県(徳之島)(固有)
     常緑広葉樹林下

  • 花期
  • : 3月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年3月12日 鹿児島県徳之島
     中、アップ  同 上

  • 撮影記

  •  足を踏み入れた林内は、重なり合った岩上に木が生い繁り、岩の隙間には地元の人も恐れる「クロハブ」が潜んでいるような雰囲気だった。
     暖かいはずの南の島にもかかわらず、寒波の襲来でミゾレ交じりの雨が降り、吐く息も白く見える悪天候だった。
     こんな寒い日にはハブも出てこないだろうと入った林下で、期待通り咲き初めのこの花が出迎えてくれた。
     花茎を上げているのは本種で、葉だけの株はオナガエビネだろう。花ごとに花色が異なるところはエビネと同様で一つずつチェックして歩いた。
     雨の中暗い林下は風も強く、一枚でもまともに写っているようにと願いながらシャッターを押した。

    同じ科の仲間の花

    花アップ3
トクノシマエビネ2

花アップ1

花アップ2