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- 科名・属名 : ユリ科 ネギ属
注.APG分類では、ヒガンバナ科(AMARYLLIDACEAE)、属名以下同じ)
- 特徴 :
草丈30〜50cmの多年草。帰化?
茎は根元で連結する鱗茎から出て促成し、強い臭気がある。
葉は線形で扁平、長さ30〜40cm、幅3〜4mm。
花は花茎の先に散形花序となる。花被片は白色、長楕円状披針形、長さ5〜6mm、先は尖り、開出する。雄しべは花被片より少し短く、花糸に歯がない。
果実(刮ハ)は扁球形。
- 分布・生育地 :
本州〜九州(古い時代に帰化の説も) (国外:中国、パキスタン、インド) 道端、荒地
- 花期 : 8〜10月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2007年9月23日 栃木県下都賀郡 中1・全体2 2007年9月21日 東京都日野市 中2・全体3(群落) 2022年9月15日 神奈川県川崎市 (上、中1、中2は拡大写真あり、写真をクリック) 中3・花序 2007年9月21日 東京都日野市 中4・花 2018年9月16日 神奈川県川崎市 左下・果実(未熟) 同 上 右下・葉 2014年9月30日 茨城県常陸太田市
- 撮影記 :
多摩川の支流の堤防上は休日ともなると、マラソン練習、サイクリング、散歩など多くの人で賑う。hanamistもカメラを片手に仲間入りしてみる。
堤防には思ったより多くの花が見られる。ノカンゾウやヤブカンゾウの花が終わった後のユリ科はこの花とツルボだ。
他にも多くの帰化種や逸出種が見られるものの定期的に草刈されるため、そろそろかなと思って出かけると、きれいさっぱりなくなっていることも度々だ。
自生との考え方もあるが、古い時代に日本に入ってきたという考え方もあり、はっきりしないようだ。
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