ミサキカグマ(三崎or岬かぐま)

Dryopteris chinensis


ミサキカグマ

  • 科名・属名 : オシダ科 オシダ属

  • 特徴 :
     草丈35〜60cmの夏緑性シダ。
     根茎は短く横走するか斜上し、葉を叢生する。
     葉身は五角状卵形で3回羽状深裂し、長さ15〜30cm。最下羽片が最大で、非相称の三角状卵形、長さ2〜3cmの柄がある。他の羽片は三角状披針形。小羽片は外先のつき方をすることが多い。裂片は長楕円形、鈍頭で粗い鋸歯縁。質は薄い紙質で鮮緑色。葉柄は細くて硬く、緑色で栗色を帯び、長さ20〜30cm。基部の鱗片は卵状披針形で長さ約1cm、淡褐色〜黒褐色、辺縁は鈍鋸歯縁か全縁。
     胞子嚢群は裂片の辺縁寄りにつき、包膜はは全縁でやや小型。

  • 分布・生育地 :
     本州〜九州 (国外:朝鮮、中国)
     低山地の林下や林縁、山麓の斜面

  • 撮影月日・場所 :
     2013年6月23日  埼玉県飯能市
     中・胞子嚢群 2015年11月7日  東京都稲城市
     下・葉柄基部鱗片 2015年5月28日    同  上

  • 撮影記 :
     現在、多摩丘陵下の林縁に住まいしているが、散歩を兼ねて自然観察するといくつかのシダが目に付く。
     イヌワラビ、トウゴクシダ、ヒメワラビ、フモトシダなど普通種が多く、このシダもその中に混じってポツポツ見られる。
     何となく弱々しそうな感じで、他のシダに遠慮して生えているような気がする。

  • その他のシダ
胞子嚢群

葉柄基部鱗片