ウスジロシナノタンポポ(薄白信濃蒲公英)

Taraxacum platycarpum subsp. hondoense f. alboflavescens(学名未定)


ウスジロシナノタンポポ

  • 科名・属名
  • : キク科 タンポポ属

  • 特徴

  •  草丈20〜30cmの多年草。
     シナノタンポポの花が淡黄色となる品種で、花の色以外は変わらない。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東北部〜中部地方) 丘陵、低山地

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  2010年5月4日 静岡県浜松市天竜区
     下・総苞片   同 上

  • 撮影記

  •  お茶の植えられた段々畑で、淡黄色の花のタンポポが目に入った。総苞片を見ると密着しており、在来種のようだ。
     オクウスギタンポポウスジロカントウタンポポなど淡黄色のタンポポにはいくつか出会ったことがあり、こんもりした総苞外片の様子からみて関東北部から中部地方に分布し、以前エゾタンポポと呼ばれていたシナノタンポポに近いようだ。  最終的にその淡色のウスジロシナノタンポポ(仮称)としたが、よくわからないことが多い。

    同じ科の仲間の花
総苞片