ヤマホオズキ(山酸漿)

Physalis chamaesarachoides


ヤマホオズキ

  • 科名・属名
  • : ナス科 ホオズキ属

  • 特徴

  •  草丈30〜50cmの多年草。
     茎は軟弱で、よく枝分かれする。
     葉は卵形で長さ5〜12cm、幅2.5〜7cm。質は薄く、先は鋭く尖る。縁には鋸歯が少しある。
     花は葉腋に1個つき、花冠は白色、杯形で浅く5裂し、径約1cm。
     果実(液果)は、花後膨らんだ萼に包まれ、球形で径約1cm、黄熟する。萼は緑色で10本の稜とまばらに刺状の突起がある。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東南部以南)〜九州
     山地のやや湿った林下

  • 花期
  • :  8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年9月2日  東京都高尾山
     中・花    同  上
     下・果実 2006年9月23日  神奈川県三浦半島

  • 撮影記

  •  三浦半島は東京近郊の小さな半島であるが、すこし谷あいを詰めると急に深山の趣きとなり、神奈川県でも珍しい植物が多数記録されている。私もタニジャコウソウカリガネソウをこの逗葉山地(地元ではこう呼ぶ)で見たことがある。
     この花もあると聞き出かけたが、花はタッチの差で散っていて、残念ながら今年は特徴ある果実を見るに止まった。花後ホオズキのように生長した萼に包まれる面白い果実である。
     その後、高尾山にもあると聞いたので次年度は花も載せたい。

     翌年、予定通り高尾山でこの花を撮影することができた。
     ちょうどいい花期かなと思って出かけた9月初め、予想に反して終わりがけで、多くの花が萼に包まれた果実になっていた。
     途中にはハダカホオズキの花も何ヶ所か見られた。

    同じ科の仲間の花
花

果実