アイヌタチツボスミレ(アイヌ立壺菫)Viola sacchalinensis |
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草丈5〜15cmの多年草。 地上茎があり、葉は円心形でやや厚く、浅い鋸歯がある。 根元から出なく茎葉の腋から花茎を伸ばし、先に淡紫色の花をつける。側弁に短い毛がある。 北海道〜東北北部、白馬岳 樹林下や岩場 2007年5月12日 北海道礼文島 下 1983年6月11日 同 上 タチツボスミレやオオタチツボスミレに似るが、本種は側弁に短い毛がある。 葉に光沢がなく厚みがあるので、見た目でも違うことがわかる。 5月中旬に訪れた礼文島は、まだお花畑もエゾエンゴサクの青紫色ばかりで、エゾノハクサンイチゲも咲き始めたばかりだった。 何もないように見えた枯草の中、この花が寒そうに咲いていた。 同じ科の仲間の花 |