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- 科名・属名 :
ツチトリモチ科 ツチトリモチ属 注.APG分類では、学名(B. yakushimensis)
- 特徴 :
草丈3〜10cmの寄生の多年草。
イジュの木に寄生し、ツチトリモチによく似ているが、花穂が短楕円形〜円形で、子房はブドウ色である。
APG分類では、本種とヤクシマツチトリモチは同一種とされている。
- 分布・生育地 :
鹿児島(奄美大島) (国外:日本固有) 山地の樹林下
- 花期 : 11〜1月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1994年12月24日 鹿児島県奄美大島 中・全体2 2017年12月24日 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 下・花序 同 上
- 撮影記 :
南の島でも、強い冬型の日は季節風が強く、風の吹きつける所では寒さを感じる。
しかし、普段の心がけのせいか、奄美大島に出かけたクリスマス時は、風も弱く、日中はシャツ1枚でいられるほどだった。
子供とのクリスマスを祝えず気にはなったが、花の魅力には勝てない。コゴメキノエランやヘツカリンドウなど初めて見る花に感動し、この花にも出会えた。
2017年2十何年か振りに訪れた冬の奄美大島。探す目の慣れもあるのか本当に増えたのかわからないが、以前より多くの株に出会えホッとした。
最近の研究によると本種とヤクシマツチトリモチは同一種とされているので、HP全体をAPG分類で再整理する際には同一種とするが、それまでは旧来の別種の整理のままとしておく。
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