トキソウ(朱鷺草)

Pogonia japonica


トキソウ

  • 科名・属名
  • : ラン科 トキソウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜30cmの多年草。
     葉は披針形〜線状長楕円形で、普通茎の中央に1個つき、長さ4〜10cm、幅7〜12mm。基部は翼状になって茎に流れる。
     花は花茎の先に1個横向きに咲き、淡紅色で長さ1.5〜2.5cm、側花弁はやや開く。唇弁の内側には紅紫色の突起が密に生える。
     和名は花の色が朱鷺の羽の色に似ていることからつけられた。
     時に白花のものも見られ、
     シロバナトキソウ(f. pallescens)(一番下の写真)という。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州  日当たりのよい湿地

  • 花期
  • : 5〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  1984年7月15日 群馬県尾瀬ヶ原
     中・花 1996年7月6日 福島県南会津郡
     下・白花 2013年6月2日 佐賀県唐津市

  • 撮影記

  •  低地の湿原から高層湿原まで見られ、夏の尾瀬ヶ原では草の陰でよく見かける。
     ニッコウキスゲと違い草丈が小さいことから派手さはないが淡いピンク色はよく目立つ。
     この写真の株は白色系が強く、本来の朱鷺色があまり出ていないが、アップの花では朱鷺色がよくわかる。
     この時期、尾瀬ヶ原には他にもホソバノキソチドリコバノトンボソウオオヤマサギソウといった緑色〜白色系の目立たない小型のランが多く、注意して歩くと面白い。

    同じ科の仲間の花
花

シロバナトキソウ